2024年1月25日木曜日

雨の日はロードバイク(自転車)に載ったらアカン

朝4時‥ 中の人はいつも通りに起床した。
急いで風呂に入り、意識と体をスッキリさせる。
急いで身支度を整え、お部屋のラックから自転車を降ろして準備完了。

今朝も早朝からバイト先に向けて自転車で通勤なのだ。
大阪は天満駅の始発時間は4時57分。
大阪ではJRが最も始発時間が早い。が、自転車だと57分まで待たずに出発できる。
4時30分には出発し、約5㎞の道のりを普通に走っても15分程度。
始発に乗るにも、同じ時間に起きて準備が必要だが自転車だと圧倒的に早い。
始発に乗る時間にはもう既にバイト先に到着しているコトになる。
朝の忙しい時間に15分の時間短縮が出来る訳である。コレは貴重な時間だ。

なので、本来のロードバイクの使い方、趣味としての遊びとは違うかも知れないが‥
晴れている日はロードバイクの存在が非常に役に立っている、重宝している。

そんな今日、天気予報は完全に雨。
夜中から朝5時まで降水確率は90%。残念ながら完全な雨の日だった‥
が、予報を確認すると昼過ぎには雨もあがって晴れるらしい。

(´ε`; )ウーン… できればチャリで行きたいなぁ‥


冬の早朝、真っ暗な中でベランダに出て雨の状態を確認する。

アレ?意外に雨は降ってない?
如何にも雨の日っぽい湿った感じで気配は感じるが‥
雨と言う程でもない?
傘を持って出ても、傘をさすほどではない感じの小雨?霧雨?

自転車での通勤時間は15分足らず。
コレは本格的な雨が来るとしても、このまま持ちこたえるのでは?
そう判断し、中の人はやっぱりロードバイクで出勤するコトにした。

もともと、オープンカーに乗っていた時もそうだった。
少しぐらいの小雨なら、当然に屋根を開ける。
オープンカーで屋根をクローズしたまま乗るコトほど勿体ない人生は無い。
オープンカーは屋根をオープンにしてはじめて世界が変わる。
空と繋がる、四季を全身で感じられる、風が得も言われぬ感動を届けてくれる。
(で、結局豪雨に突入して全身ビショビショな経験多数‥w)

朝の15分はかなり貴重だし、時間に余裕があるのに電車を待つのは時間が勿体ない。
少しぐらいの雨なら、オープンカーに乗っていた時と同じで気にならないのでは?
そう結論し、冬の日の早朝、真っ暗な4時半には出発するコトにした。


(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
イイ感じだぞ?雨はまだ小粒が数滴感じられる程度だ‥

コレなら、15分は持つ。
イイ感じでいつも通りにバイト先に到着できそうだ!


が、人生そんな上手くはいかないもの。オープンカーに乗っていた時もそうだ。
途中から少しばかり雨が降り出してきた。
この少しばかりの感じはオープンカーならまるで気にならない感じなのだが‥
ロードバイクは勝手が違う。少しの雨でも思いっきり濡れてしまう。
それが車輪とタイヤの構造だ。
ロードバイクには泥除けのような余分なパーツは本来付いていない。
つまり、少しの雨でも雨が降っていなくとも、路面が濡れているだけで‥
タイヤが雨水を跳ね上げて自分自身に跳ね返ってくる構造となっている(´;ω;`)

オープンカーの場合は路面が濡れていても関係ない。
屋根は空いているが、それなりのスピードで走っていると雨にも濡れない。
フロントガラスを伝う空気が頭上の雨を吹っ飛ばしてくれるからだ。

けど、自転車はそうはいかない。
頭上からの雨は直接あたるし、タイヤが巻き上げる雨水も浴びる。

あぁ‥ 雨が降ってなくても路面が濡れてる時はダメなんだな‥
思った以上に濡れてしまうやん‥
泥除けが付いていれば少しはマシなんだろうな‥


目に見える雨は無いものの路面はウェット
















路面状況は写真の通りである。目で見た感じの雨感は無い。
ただ、路面は昨晩から続く雨で完全にウェット。
F1でのタイヤチョイスは当然に全チーム、ウェットタイヤな状態だ。
まだ冬の1月なので、朝4時台はもう完全に夜な感じである。

走れば走るほど、全身が冷たくなる‥
こんな日にロードバイクに乗ってる奴が果たしているのか?
しかも、こんな早朝に?
真冬の気候に雨、時間帯的に車もほとんど皆無で街は寝静まっている。
が、大阪城公園付近では同じようなロードバイク乗りを見かけた。
(こんな完全な雨の日でも乗ってるんだ‥)
コッチはバイト先に到着するまでの時間を耐えればよい限定条件だが‥
あの人はどうするんだろう?大阪城公園を1周するのかな?朝トレかな?

こんな日に自転車に乗っている人間が1人ではないコトに安堵感を覚える。
(電車にしなかったのを思いっきり後悔していたが、救われました)


完全に体の中心線に沿って濡れる‥
















ズボンは写真のようにズブ濡れです。
霧雨のような小雨だったので他の部分は濡れてる感は無いです。
が、タイヤが路面から巻き上げる雨水によって背中からズボンまでビッショリ。
真ん中部分のみ、びしょ濡れの不思議な感じになりました(笑


もちろん、自転車自体はズブ濡れ
















本人もそうですが、自転車自体もズブ濡れです。
バイト先に到着してから、必死で雨水を拭き取って‥
電車を選ばずの15分のタイムメリットが結局、拭き作業で無くなると言う‥w

服も濡れているので、着替えが無ければ完全に終わってました。
小雨は元より、ロードバイクの場合は路面が濡れているなら乗らない方がイイ。
小雨や路面濡れから想像以上に濡れてしまうコトもあるが‥
雨により、ディスクブレーキは効きが甘くなり思った以上に止まらない。
また、雨によりタイヤが前後ともかなり滑る。
轍や段差、路面の金属部などかなり危険だ。
ママチャリと違ってタイヤが異常に細いのがより滑りやすくなっている。
空気圧も高いので路面との接地面積が極端に少ないのも原因であろう。
いつもより慎重に乗りながらも、生きた心地がしなかった‥

滑るタイヤと悪銭苦闘しつつ走ったからか‥


何故か曲がったサドル‥
















体制を立て直すのに、変に力が入ったのか、雨水が接合部の滑りをよくしたのか‥
サドルが10度ほど曲がってしまっていた(汗
力で修正するのは難しい。別に取り付けボルトの締めが弱かった訳でもないっぽい。
六角ボルトで改めて位置調整をしたから何も問題はありませんが‥
あの雨の中で、途中から無理な体制で乗っていたコトは確か。

なるほど、雨の日は乗ったらダメだと確信しました。
ロードレースは雨でも雪でも関係ないみたいですが‥
(弱虫ペダルで金城さんがそう言うてた)
ロードバイクって、ホントに大変なスポーツなんですね。

コレからは小雨の日は乗らない様にしたいと思います。
自転車はヘルメットを被っていても、防護がそれだけなので‥
安全に楽しむ為にも、皆さんもお気をつけ下さいませ。


0 件のコメント:

コメントを投稿